Published August 25th 2018 on the former blog
日本のニッカポッカは、20世紀初頭に流行した「ニッカーボッカーズ」というファッションスタイルから影響を受けました。第一次世界大戦以前は、少年たちは思春期になるまでニッカーボッカーズを着用し、その後長ズボンに移行していました。
写真出典: Wikipedia
野球選手は今でもニッカーボッカーズを様式化したものを着用していますが、以前よりもだぶつきが少なくなり、最近では足首まで下ろして履く選手も多くなっています。
西洋諸国では完全に時代遅れになったこのトレンドですが、日本では建設作業員のユニフォームとして生き残りました。時が経つにつれて、日本人はこのスタイルをさらにゆったりさせ、伝統的な足袋靴下の一種である地下足袋と組み合わせることで、独自のスタイルを作り上げました。
地下足袋(左)と伝統的な足袋(右)
写真家の松田忠雄は、建設現場の近くを通り過ぎるときによく見かける、この日本ならではのユニークなファッションスタイルを美しく記録することに専念しました。
「ニッカ」と略されることも多いニッカポッカは、高所作業員である「鳶職」の間で特に普及しています。彼らは頻繁に昇降する必要があるため、ゆったりとしたフィット感が役立ちます。また、裾を締めておくことは、作業中に機器に引っかかるのを防ぐためにも重要です。伸縮性のあるぴったりとしたパンツの方が機能的だと考える人もいるかもしれませんが、写真家によると、このパンツは「鳶職」が風とその方向を感知するのにも役立つのだそうです。
写真提供: 松田忠雄
写真提供: 松田忠雄
写真提供: 松田忠雄
写真提供: 松田忠雄
左の写真は 松田忠雄氏撮影。右の写真は撮影中の写真家です。
この記事を気に入っていただけたなら、Nippon.comで残りの写真コレクションをぜひご覧ください。
